進撃の巨人に今更とち狂った人間の叫び

進撃の巨人に狂ってしまった人間の備忘録です

炭焼きの長男と町医者の長男の話(ネタバレあり

進撃の巨人、重要人物では?みたいなキャラがばんばん死ぬ。リヴァイ隊のメンツが全滅した時なんか、私、よだれ垂らしたもんね。驚きとショックで口ぱっかーん開いちゃって。ちなみに今も立ち直ってない。うっ…ペトラ…涙 

 

ちょっとペトラに関しては言いたいこと、たんまりあるのでまた別に書き残すことにしよう。

 

それでも人の死に慣れてくるものですよ。何となくわかってくる。(ああ、このキャラは残らないな…)ってね。

名前があるから、名前が表示されてるから、何回か続けて出てるから、ちょっと優れた才能があるから、誰それの側近だから、重要な位置のキャラだから。

 

はあ?うん、死ぬけど??

 

覚悟して見てても死ぬ度に泣く。やだあ!と叫ぶ。ひゅっと息を呑み瞬きを忘れる。ついでにのちに夢に見る。これらの症状に効く薬、小林製薬あたりから出ないかな?『キオクケスミン』みたいなやつ。

 

でも、これって割と最近味わったな?て思い出したんだ。なんだっけ、毎月曜、Twitterがお通夜みたいになってた作品。あ、鬼滅の刃だ。

 

御多分にもれず、私も鬼滅の刃大好き。自粛期間中に読み始めていっきにハマった口。映画も観た、3回みて3回泣いた。こっから先は鬼滅のネタバレも含みますので、万が一このブログを読んでくださった方で鬼滅は未見という方は、ここで回れ右してください。

 

 

 

鬼滅も登場人物がばかすか死ぬ。柱の死に様、とくと目に焼き付け、私も涙いたしました。先が読めぬくらいには泣きましたとも。

 

しかしだ、こちら。そこそこ思い入れ込めて読んでたけど、体調崩しかけるほどの影響は無かったのですよ。もちろん、「ザ・そんなの人それぞれ」だって事は100も承知なんだけど読後感というか…アニメ視聴後もだけど、なんか違うのよね。進撃の巨人並みにばかすか死んでると思うし、炭治郎も15歳とかでエレンとかぶる。特殊能力があり、努力の人。で、何だろうな?とツラツラ考えまして、あふん、と自分なりの答えにいきつきましたの。あくまで個人の感じた事ですけど、主人公の性格の差なんじゃないかしら?って。

 

炭治郎、1話目から家族がほぼ皆殺し。食い殺されます。エレンもお母さん、巨人に食われました。鬼になった妹を人間に戻す!鬼を滅してやる!と鬼殺隊に入る決意をする炭治郎、かたや母を食い殺した憎い巨人を駆逐してやる、と調査兵団に入る決意を固めたエレン。似てますよね…あと2人ともとってもひたむき。

だけど決定的に違うなと思ったのが、炭治郎はブレないんですよ。周りのサポートもあるけどとにかく本人がへこたれない。前向き。

エレンは結構…ブレるというか…悩みおおきな感じが溢れてるよね。俺が人類を救うだと?何言ってんだ過去の俺!みたいな。そりゃそうかとは思う。だって自分が巨人になっちまうんだもん。しかも最初は分からなかったけど、実の親父にさ…あそこつら過ぎて薄目で見ちゃったからもう一回見直さなきゃなんだけど、とかく背負うもんがデカイというかひどいよね。そりゃブレるか。ゆらゆらするか。

炭治郎の鬼退治は仲間もばかすか死ぬし、恐らく早死にするんだけど、炭治郎のブレ無さと持ち前の前向きさで、読後「大団円」て言葉がぺかーっと出る感じ。

 

エレンは…多分いままでハマった作品の中でも1,2を争うくらい好きなキャラなんだけど、そのユラユラするとこがさ、不安で不安で仕方ないわけ。彼の不安や辛さがビンビン伝わってくる。それから巨人化してから13年で何?やっぱ死ぬの?ちょっともう一回見ないとだけど巨人の力が無くなるんじゃなくて、死ぬのよね?エレン言ってたよねー「あと8年か」とかさ。

 

やだーもー(泣 エレンへの想いをどうしていいかわからん。ミカサ、託した。でも待てよ。ミカサとエレンてずっと一緒?頼むよぉ〜ヴァー…

 

もちろん大団円は迎えるんだろうけどその後味は、恐らく苦く、どっしりと心に居座って何年も何年もしこりとして残るんだろうなあ…って今から覚悟を決めております。

 

何が言いたいのかわからんくなった。トホホ。