進撃の巨人に今更とち狂った人間の叫び

進撃の巨人に狂ってしまった人間の備忘録です

シガンシナ没落で私も(また)死んだ(ネタバレあり

昨晩は次の話を見るつもりができなかった(寝落ちした)夢の中で私は巨人に食われた。できれば戦いたい。

 

早朝に起き出し、なぜかシーズン1の1話目から見始めてしまった。だってもう怖い。次の話が怖い。見たくて堪らない、知りたくて堪らないがまた誰か死んでしまうのではと思ったら、既に知っている話を見て(あ、死んだ)と経験済みの痛みを確認するくらいの方が心の健康にはいい気がする。

 

1話目、当然だがエレンもミカサも若い。というか幼い。アルミン、金髪おかっぱの碧眼って美少年枠要素だと思うんだけど、なぜかそういう扱いではない気がする。可愛いことには変わりはないが、頭の良さと強くありたい(けど自分の弱さをわかっている)気持ちが前に出ている感じ。そしてエレンの負けん気の強さ。その割に腕っぷしのイマイチさ。正義というより悪童一歩手前の悪ガキ感。その後ろに控えるミカサ。無表情の女の子。アルミンをずたボコにするクソガキ連中が姿を見ただけでビビるくらいの強い女の子。好きにならざるを得ない。(私が)

 

そして見始めてトンデモなことに気づいてしまった。私、前半15分ぜんぜん見てないじゃん。

 

思い出した。夕飯作りの真っ最中で、ほとんど意識向けてなかったんだわ。なんてこったよ。改めて見たらエルヴィンいるじゃん。まだ若いじゃん。眉間のシワまだ深くないじゃん。そして初っ端から立体機動のシーンでるじゃん。かっっっっこいい…!

 

そこからのシガンシナ区への帰還。腕一本で帰ってきた息子を抱いた母へのセリフ。何も成果をあげられませんでした、と慟哭する兵士の強さが、シーズン3まで見てきた私には突き刺さる。

 

おかしい、辛い。次の話を見る恐怖から逃れるために、知ってる話を見ようとしたのに全然ラクにならない。何だこりゃ。ぐったりしたまま2話目も再生。こちらは以前に最初から見ていたので心穏やかに見られそう。…と思ったら、アニとライナーとベルトルトが既にいる??シーもしや見間違いか?と何回か巻き戻すもアニは配給のパンをもらってるしライナーとベルトルトは民間人が口減らしのために調査兵団と共に出ていく際のシーンにいたわね。驚いた顔で。シーズン3まで見てしまってる私はこの時、クッションを危うく引きちぎりそうになったわ。

 

どうにか心が救われたのは、わずかなパンを口にねじ込まれ、「生きるの」と言ったミカサに、エレンが抑えきれない涙をこぼしたところでした。は〜つっっっら。知ってる話ですらつらいってなんじゃこれ。