進撃の巨人に今更とち狂った人間の叫び

進撃の巨人に狂ってしまった人間の備忘録です

ついに読んだ第1巻(ネタばれあり

うおおおおーーーー!ついに入手できた進撃の巨人、原作!

 

とはいえ仕事も家事もあるわけで読む時間はなかなか取れんのです。どうにか1巻を持ち歩いてちょろちょろ読みました。そしてやはり最初に調査兵団が帰還してきたところ。泣いてしまったわ。死んだ兵士の母親に「ただいたずらに兵士を死なせヤツらの正体を突きとめることができませんでした」と報告をする団長。慟哭。この団長、のちに「おめーよー!」みたいな存在としてアニメで拝見済なんだけど、私はそこまで悪者としては捉えられないんだよなー。団長ともあろうものが、ここまで一兵士の死に、遺族に正直に己の無能さを謝罪するってすごい勇気じゃないか?この頃にはもう疲れ切っていたのかなぁ。この後、どのくらいでエルヴィンに立場を譲るんだろう。ひどいことをエレンの母に言ったりするけど、本当に自分の弱さを認めることのできた立派な人だと思うよ...。

 

実はコミックを既に読んでた家族から、訓練兵の演習シーンは原作ではないよ!と教えてもらってはいたんだけど、確かに全然なかった!大好きな「蒸かした芋です!」もなかったじょ...あれはアニメだけなの?だとしたら最高のプラスαだと思う。食いしん坊のサシャにぐっと気持ちもってかれたもんね。あとミカサ→エレンへの強火想い描写もアニメほどつおくないか。いや1巻ではそこそこ、オウフってなるくらいには強火かな。これは私がこの2人が大好きなせいで色眼鏡で見てしまうっていうね...ごめんね視線が邪でね...

 

私、アニメで見たときもエレンが飛び出していって足いきなり失うじゃない。あそこで「えあ!?」て叫んでそのあとアルミン助けるために自分が食われるでしょ。泣いたんですよね。そもそもエレン、主役じゃなかったん??って。食われてますけど??って。これが原作コミックでも1巻の最後がその回なのよ。連載開始4話目にして主人公だと思ってた少年、没。ばくん、ゴチソウサマ。

 

これ、読んでた人。当時どんな気持ちでしたん汗?読んだ感想、全員に聞いてまわりたいよ。は?え?どした?連載終わり?もう人類やっぱ勝てません、応援ありがとうございましたあってこと?ってなったよねえ...そしてそんなポカーン顔の読者を想像して諌山先生と編集部は「まあまあ」ってニヤニヤしたんかな??

 

1巻が刊行されたの2010年3月らしいんですけど、その当時の先生、編集の方々、その他製作にかかわってらした皆様。もう思う存分ニヤニヤしてください。2021年2月22日のいま、アニメで既にこの展開を知ってる私ですら「はあ?」ってボーゼンとしてますから(学習能力の著しい低下)なんだこれ何度通過しても展開がおもしろすぎる...!!

 

家族がいなければこのまま一気に、最低でも10巻くらいまで読みふけりたいんですけど、そんなことしとったら生きていけないので、また今度は2巻を持ち歩いて少しづつ読んでいこうと思います。

 

ちなみにアニメはまだ65話で止まってます。