ちゃん付けで呼んでくる奴を信用するなとばあちゃんからの遺言です
お前のことだよジーク!!!!!!
ただいまアニメ66話。漫画は5巻まで読んだ。なんだろう…漫画が全然進まない。読み進めることができない。アニメで一度見てるとこだし、さらりと読めるなーなんて思ってんだけど、私の愚か者。紙に印刷されたテキストの破壊力を忘れたんか、おお?
「オレ達は皆 生まれた時から 自由だ」
至言…!!その通り過ぎて目頭もんだ。
「どれだけ世界が恐ろしくても 関係ない どれだけ世界が残酷でも 関係ない」
「戦え! 戦え! 戦え!」
ここ10回は読み返したよね…そりゃなかなか読み進まんわけだわ…
目の上に漫画をぱさりと伏せて、熱いため息を、震える指先を落ち着けるのに必死でした。
そしてアルミンが「いけええぇエレン!」からの
戦え!!
この巨人エレンの後ろ姿…新しい仁王像として提案したい。森にこもって樹を削り出しひっそり奉りたい。アニメでも良かったが、ここだけは原作の勝ちだわ。ページをくるごとに背筋を駆け上るこの興奮、カタルシス、爆上がる。
「死んだ甲斐があったな…」はさ。
これは難しいなと思うんだ。死は生きるもの全てに平等に訪れるんだけど、天寿を全うし、の意味をよく考えるのだ。老衰が天寿なのか?暴力的に奪われたら天寿はまっとうできないのか?死が確定事項としてぶら下がる調査兵団の面々の天寿とは?
AOTを見ていると、死とはお前にとってなんであるかってのを常に突きつけられる。だんだん頭に染みてきて、継続的に考えてる気がする。『心臓を捧げよ』ってのも初めて聞いた時はうわー横暴っいかにも軍隊って思ったけど、視聴を進めると段々意味合いが変わってくるのよね…生きた先には何がある、巨人を一体も屠ることができず喰われた兵士は無駄か?では何体仕留めれば死に意味がある?開拓地で死んでいった同胞は無意味か?色々考えちゃう。もちろんそこから自分を取り巻くリアル世界の死についても考えるわけで。小さな小競り合いから世界を揺るがした大戦まで。まあやめよう、自分の中でもんもんしよう。
そういや冒頭に叫んだジーク!このやろう!!アニメ66話目までだとひたすら嫌いだよ。
丸メガネも耳をかく癖も女子をちゃん付けで呼ぶとこも最強最高にキモい!!!これ以降でなんか私の考えを覆すような展開あんのか?いや全巻入手したんだしそっち読めよ。ぜんぜん読み進まないんだけどさ。
あー明日本放送だ。それまでに67〜70話まで見れるかな…ううっ気持ちもたねえ。